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雪だるま式小説

三者三様の思惑がぶつかり、火花を散らす。
Ruca「…あっ!」
指差し叫ぶRuca。
思わず振り向くレナス。
Ruca「さらばっ!」
踵を返し、すかさずダッシュ。
レナス「何が…って、あ〜〜っ! ヒキョーもの〜〜っ!」
レナスの叫び声が虚しく響く。
アニス「・・・」
この時、アニスの瞳が妖しく光を放った事に気付いた者はいなかった。
レナスたちの制止を振り切り駆け出したRuca。
その時、アニスの口が妖しくうごめいた!
アニス「るかおw〜、毛が2本おちたよぉ〜?」
ずざざざざっ
Rucaが思わず目を背けたくなるような勢いの顔面スライディングでコケた。
………
嫌な沈黙。
アニス「れなす〜? るかおw呼び止めたけど、これでいいかな〜?」
レナス「よくやったあにぽん♪さぁ、諦めて荷物も…」
レナスが言いかけたとき、それは来た。
ずどーん!
激しい爆発音ともに、買い物の荷物が吹き飛んだ!
幸いRucaを追う為に荷物から離れていた3人に怪我は無い。
爆風や飛び散った破片もそれぞれのシールドラインに阻まれている。
それにも関わらず、3人の髪を弄ぶ突風が爆発の凄まじさを物語っていた。
「な、なにっ?」
誰がその言葉を漏らしたのかはわからない。
ただ3人の目の前にたたずむ、その存在に目を奪われていた。
もうもうとけぶる煙が晴れたそこにあった存在。
Ruca「あ・あれは…」
言ってRucaが後ずさりする。
レナス「るかっち、知ってるの?」
目に埃が入らないように腕で顔を覆いながら、
レナスが尋ねる。
Ruca「オキクドールコンプリートBOX初回限定生産版…」
ぼそりと呟くRuca。
レナス「オキ…?」
最後まで聞き取れなかったレナスが?顔になる。
アニス「れなぽん危ないっ!」
珍しく緊迫感を携えたアニスの声に、
見もせずにレナスとRucaが飛び退る。
ずっどぉぉ〜んっ!
巨大なオキクドールが、巨大そのままに倒れこんできたのだった。
アニス「どする…? あれ…」
一緒に距離を取ったアニスが伺うように尋ねる。
レナス「なんかさぁ…るかっち狙われてない?」
Ruca「気のせい。」
レナスのジト目に即答するRuca。

アニス「とりあえず…」
レナス「逃げるっ!」
脱兎のごとく踵を返そうとして。
???「待ちなさいっ!」
突然静止する声が掛かる。
レナス「さら姉、あとは任せたっ!」
アニス「ふぁいとー」
そんな静止などあっさり無視して、
アニスとレナスは逃げ出した。
マコト「………。」
Ruca「………。」
オキク「………。」
沈黙が辺りを包む。
しばし間の後、突然紫のオーラがマコトを包み込む。
マコト「…るかさんは…逃げたりしませんよね?」
Ruca「いや…あの…」
マコト「逃げたりしませんよね?」
笑顔で、紫オーラを放ちつつ、ぷれっしゃーを掛けるマコト。
Ruca「やります、やればいいんでしょうw」
半ばやけくそ気味に言うRuca。
杖を構える、Rucaとマコト。
倒れたまま手足をばたつかせているオキク。
Ruca「起きれないんかいっ!!」
ツッコまずにはいられないRucaであった。
最終更新日:2007/4/23(mon) 23:48:37


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